魚肉ソーセージは、手軽で栄養価も高く、子供のおやつやお弁当にも人気のある食材です。
しかし、「魚肉ソーセージは何歳から食べれるの?」と気になりますよね。
魚肉ソーセージは何歳からが良いのかというと、離乳食から幼児食に切り替わる1歳7ヶ月頃からが良いですよ。
なぜかというと、赤ちゃんは消化器官が未熟なため、離乳食が完了するまでは与えない方が良いとされています。
この記事では、魚肉ソーセージを子供に与えるときの注意点や、初めてにおすすめなアンパンマンソーセージをご紹介します。
魚肉ソーセージは何歳から食べれる?
魚肉ソーセージは何歳から食べれるの?
魚肉ソーセージは、離乳食が完了し、幼児食期が始まる1歳7ヶ月頃からが良いですよ。
(前略)食べさせられるのは幼児食期から。(後略)
引用 たまひよ
たまひよの公式サイトを見てみると、離乳食完了期が終わる1歳6ヶ月頃までは食べさせないほうが良いとされています。
(前略)この時期の赤ちゃんには消化がしにくく胃腸に負担がかかるので食べさせないほうがいいでしょう。(後略)
引用 たまひよ
魚肉ソーセージは、弾力があり、かみにくいので初めて与えるときは1cmサイズくらいに小さく切ってからが良いですよ。
噛む力が発達してきたら、そのままで与えても大丈夫ですが、様子をよく見てあげましょうね。
魚肉ソーセージを与える際の注意点
魚肉ソーセージは1歳7ヶ月以降から与えることができますが、誤嚥のリスクや塩分量などを考慮する必要があります。
注意点を以下にまとめました。
- 喉に詰まらないよう、小さく刻んで与える
- 最初は少量から与え、様子を見ながら量を増やす
- 塩分控えめの商品を選ぶ
- 与えすぎないように注意する
- 無添加のもの、または添加物が少ないもの選ぶ
- アレルギー反応に注意する
塩分が気になるときは、茹でると塩抜きになるのでおすすめです。
ちなみに無添加の魚肉ソーセージはこちらです。
魚肉ソーセージは、タンパク質やカルシウムなどを補給することができるので、小さなお子さんにもおすすめな食材ですよ。
魚肉ソーセージの栄養素については、後ほど解説するね!
離乳食期に与えない方が良い理由
魚肉ソーセージは、何で離乳食期には与えないほうがいいの?
魚肉ソーセージは栄養豊富な食材ですが、離乳食期には与えない方が良い理由を調べてみました。
魚肉ソーセージには、食品の保存や味、食感を整えるために様々な添加物が使用されています。
代表的な添加物としては、以下のものがあります。
- 亜硝酸塩
発色剤として使用され、ハムやソーセージなどの加工肉製品に多く含まれています。
過剰摂取は、めまい、嘔吐、下痢などの症状を引き起こす可能性があります。 - リン酸塩
乳化剤や安定剤として使用され、食品の食感を滑らかにしたり、変色を防いだりする効果があります。
過剰摂取は、骨粗鬆症や腎臓病などのリスクを高める可能性があります。 - グルタミン酸ナトリウム
うま味調味料として使用され、食品の味を美味しく感じさせます。
過剰摂取は、頭痛、めまい、動悸などの症状を引き起こす可能性があります。
乳幼児は、大人よりも体が小さく解毒機能が未発達なため、添加物の影響を受けやすいので、離乳食期は控えたほうが良いでしょう。
魚肉ソーセージには、味付けのために塩分が多く含まれています。
離乳初期の赤ちゃんはまだ腎臓機能が十分に発達していないため、塩分の過剰摂取は、高血圧や腎臓病などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。
1~2歳の塩分摂取量の目安は3.0g未満とされているよ
魚肉ソーセージには、小麦、卵、大豆などのアレルギー物質が含まれている場合があります。
赤ちゃんによっては、これらの食材にアレルギーを持っている可能性があるため、注意が必要です。
私が最近買った2種類の魚肉ソーセージのパッケージを見てみると、このようなアレルギー表記がありました。
小麦・卵・さけ・大豆・豚肉
かに・小麦・さけ・大豆
魚肉ソーセージを買うときは、アレルギー表記をチェックしてみてね!
魚肉ソーセージは、脂肪分が多く、消化しにくい食材です。
離乳食期の赤ちゃんは、まだ消化機能が十分に発達していないため、魚肉ソーセージを消化しきれず、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。
このような理由からも、魚肉ソーセージは、離乳食にはできるだけ使わない方が良いとされています。
初めてはアンパンマンソーセージがおすすめ
お子さんに初めて魚肉ソーセージを与えるなら、アンパンマンソーセージがおすすめです。
アンパンマンソーセージの魚肉は、国産のタラを使用しています。
アンパンマンソーセージは塩分量が少なく、原材料に8大アレルゲン(卵、乳成分、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ)を使用していません。
塩分量は、4本(56g)あたり0.8g
これは一般的な魚肉ソーセージに比べると、25%減になっているよ!
実際に食べてみると薄味ですが、食べやすい味になっています。固さも柔らかくて、初めての魚肉ソーセージにぴったりだなと感じました。
2歳になった次女も「おいしー!」と言ってパクパク食べていました。
最初は小さく切り分けていましたが、慣れてきたらそのままでもよく噛んで食べれていました。
また、カルシウム、ビタミンD、DHAが含まれているので、栄養面でも嬉しいですね。
一般的な魚肉ソーセージは着色料が使われていますが、アンパンマンソーセージには使われていません。
さらに、フィルムがアンパンマンキャラクターであったり、シール付きというのも、子供が喜びますよ。
アンパンマンソーセージは2種類あるので、それぞれご紹介しますね。
赤いパッケージが目印のアンパンマンソーセージ
こちらはシンプルな魚肉ソーセージです。
我が家の子供たちは、初めてのソーセージはこちらでした。
長女は特にアンパンマンソーセージが大好きだったので、買い物に行く度によくおねだりされていました(笑)
4本(56g)あたりのカロリーは112kcalで、1本(14g)だと28kcalです。
カロリーが高くないので、安心しておやつに食べてもらえますね。
3種類の緑黄色野菜入り
こちらは、「にんじん・かぼちゃ・ほうれん草」3種類の緑黄色野菜入りの魚肉ソーセージです。
子供のおやつを買うときに、「野菜入り」というのを目にすると、私は思わず手に取ってしまいます。
魚肉ソ-セージに「野菜入り」は嬉しいですよね。
原材料を見てみると、にんじん・かぼちゃ・ほうれん草の野菜パウダーが使用されていました。
4本(56g)あたりのカロリーは115kcalで、1本(14g)だと28.75kcalです。
通常のアンパンマンソーセージに比べて若干緑色です。
野菜が摂れるソーセージとしておすすめですよ!
魚肉ソーセージはカルシウムが豊富
魚肉ソーセージには、カルシウムやタンパク質が豊富に含まれており、成長期の子供にとって必要な栄養素が含まれています。
100g | 1本(20g)あたり | |
エネルギー | 158kcal | 32kcal |
タンパク質 | 11.5g | 13.2g |
脂質 | 7.2g | 2.3g |
炭水化物 | 12.6g | 2.5g |
カルシウム | 100mg | 20mg |
鉄 | 1.0mg | 0.2mg |
食塩相当量 | 2.1g | 0.4g |
魚肉ソーセージには鉄分も含まれていますので、鉄不足を補うこともできますね。
ちなみに、魚肉ソーセージに使われている魚はこちらです。
いろいろなレシピでぜひお子さんに食べさせてあげてくださいね♪
まとめ
- 魚肉ソーセージは、離乳食完了し、幼児食が始まる1歳7ヶ月頃から与えるのが良い
- 初めて与えるときは、誤嚥のリスクに気を付けて、小さい切ってから食べさせよう
- 魚肉ソーセージは、添加物や塩分、アレルギー、消化の問題があるため、離乳食期には控えた方が良い
- 初めての魚肉ソーセージには、添加物や塩分の少なく、食べやすいアンパンマンソーセージがおすすめ
- アンパンマンソーセージには、緑黄色野菜入りのものもある
- 魚肉ソーセージは、カルシウムやタンパク質、鉄分が豊富
魚肉ソーセージをお子さんに与えるときは、しっかり噛んで飲み込めているか、そばで様子を見てあげましょうね。
魚肉ソーセージは栄養が豊富なので、子供にもおすすめな食材です。
食べれる時期が来たら、ぜひ日々の食生活に取り入れましょう♪
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