私はナッツが好きなので、毎日おやつに食べています。
我が家には2歳と4歳の子供がいるのですが、ふと「ナッツは何歳から食べてもいいのかな」と気になり、調べてみることにしました。
ナッツは何歳から食べられるのかというと、6歳からがよいでしょう。
我が家の子供たちはまだ食べられないね
なぜナッツは6歳からが良いのかというと、5歳以下の子供は気道が狭いため、窒息や誤嚥のリスクが考えられるためです。
私はナッツの危険性をそこまで理解していなかったので、我が子に与える前に知ることができて良かったと思っています。
「ナッツは何歳から食べられるのか」「子供にいつから与えたら良いのか」を知りたい方に、こちらの記事が役に立てば嬉しいです。
ナッツは栄養価が高いため、子供にもおすすめですよ。食べられる時期がきたらお子さんと一緒に食べてみてくださいね。
ナッツは何歳から食べられる?
ナッツは何歳から食べられるの?
ナッツを子供に与えるなら、安全面を考慮して6歳からにしましょう。
ナッツは栄養価の高い食品として知られていますが、小さな子供にとって誤嚥やアレルギーのリスクがあり、与える時期には注意が必要です。
消費者庁では、このように注意喚起をしています。
(前略)ピーナッツ、炒り豆、枝豆等の豆類、アーモンド等のナッツ類などの硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないでください。(後略)
引用 消費者庁
ナッツは、5歳以下の子供に与えないようにしましょう
我が家には2歳と4歳の子供がいるので、ナッツを食べさせても大丈夫な時期は知っておきたいと思い、さらにリサーチしていきました。
なぜ、5歳以下の子供に与えないほうが良いのかは、次項から解説していきますね。
小さい子供がナッツを食べると窒息の危険性がある
ナッツは小さく固いため、小さな子供が食べると、気道に詰まって窒息する可能性があります。
特に、5歳以下の子どもは気道が狭いため、注意が必要です。
奥歯が十分に発達しておらず十分にかみ砕くことができないため、ナッツを食べると喉や気管に詰まらせて窒息する危険性がありますよ。
我が家の4歳の息子も、お肉などの固いものはなかなか噛み切れないことがあるよ
お子さんが間違って食べてしまわないように、ナッツはお子さんの手の届かないところへ片付けておきましょうね。
窒息の危険性だけでなく、小さなかけらが気管に入り込んで肺炎や気管支炎を起こしたりするリスクもあります。
また、物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、不意に吸い込んでしまい、誤嚥するリスクもありますので、注意が必要です。
我が家でも起こりそうかも
ナッツは気をつけなきゃ
ナッツにはアレルギーのリスクがある
ナッツにはアレルギーを引き起こす成分が含まれているため、子供が食べるときは注意が必要です。
近年、ナッツ類のアレルギー患者数は増加傾向にあり、鶏卵、小麦に次いで、ピーナッツを抜き、第4位にクルミが原因食物として報告されています。
ナッツ類のアレルギーは多いんだね
ナッツ類の中でも、クルミ、カシューナッツ、アーモンドは特にアレルギーを起こしやすいと言われています。
重症の場合は、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難や血圧低下などの症状が現れ、命に関わることもあります。
もし、ナッツを食べた後に、上記のような症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してくださいね。
幼児の場合、突然発症するアレルギー反応もありますので、初めて与えるときは慎重に様子を見てあげましょう。
子供が離乳食期には、いろいろと食べさせるときに気を遣いますよね。
離乳食期を過ぎた後も、初めて食べさせるもには注意が必要です。
私も子供に初めてナッツを食べさせるときは、よく観察しようと思いました。
子供にナッツを与える際の注意点
子供にナッツを与える際に、注意したいことがいくつかあります。
年齢だけでなく、発達段階に応じた与える時期の見極めや、食べさせるときに注意したいこと、アレルギー反応の早期発見について、以下を参考にしてください。
子供の発達に応じてナッツを与えよう
個々の子供の発達段階によっても、ナッツを与える適した時期は異なります。
奥歯の生えそろいやかみ砕く力、飲み込む力などの身体的発達が整ってからナッツを食べ始めるようにしましょう。
ナッツを与える前に、以下の点を確認してみてくださいね。
- 大臼歯が生え揃っているか
- 固い食べ物をよく噛んで飲み込めるか
- 喉に詰まらせやすい様子はないか
これらの確認事項に加え、子どもの性格や行動をよく観察し、安全に食べられると判断してから与えるようにしましょう。
息子は、固いものは噛み切れなくて吐き出すことがあるから、今ナッツを与えるのは心配だな
子供に食べさせるときの注意点
子供にナッツを食べさせるときに注意すべき点はこちらです。
- 最初は細かく砕いたナッツを少量与える
- 大人がよく観察しながら食べさせる
- 水分を十分に与える
そのままのナッツを食べさせるのは、砕いたナッツに慣れてきてからが良いですよ。
お子さんが、ナッツをしっかりかみ砕けているか、よく観察してみてくださいね。
ナッツはカロリーが高いため、食べ過ぎには気を付けましょうね。
私が食べてるミックスナッツは、100gあたり615kcalだったよ
大人も食べ過ぎには気を付けようね
アレルギーの早期発見と対応
アレルギーの早期発見と対応も重要です。
ナッツを初めて与えるときは、少量ずつ様子を見ながら食べさせましょう。
ナッツといっても、クルミやアーモンド、カシューナッツなどいろいろありますよね。
最初は、1種類ずつ少量ずつ与えて、アレルギー反応がないか様子を見てみると良いですよ。
1種類ずつ与えて様子を見てみることで、もしアレルギー反応があった場合に、どのナッツが原因なのかがわかるよ
アレルギーは遺伝する可能性もあることから、家族にナッツ類アレルギーの人がいる場合は、特に注意が必要です。
アレルギー症状が出た場合は、すぐにかかりつけのお医者さんに受診してくださいね。
ナッツの栄養価とその効果
ナッツは栄養価が高く、体にも良いと言われています。
大人だけでなく子供にもおすすめですよ。
私は、ナッツの栄養素について興味があったのでリサーチしました!
ナッツの主要な栄養素
ナッツには、主要な栄養素としては、食物繊維、タンパク質、ビタミンE、ミネラル(鉄分、亜鉛、マグネシウムなど)が含まれています。
ナッツの栄養素について詳しくご紹介しますね。
タンパク質: ナッツ類は、植物性タンパク質の良質な供給源です。
食物繊維: ナッツ類は、便秘解消や血糖値の上昇抑制などの効果がある不溶性食物繊維と、腸内環境を整える水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。
ビタミン・ミネラル: ナッツ類は、ビタミンE、ビタミンB群、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
不飽和脂肪酸: ナッツ類は、主に体に良いとされる 一価不飽和脂肪酸 と 多価不飽和脂肪酸 を含んでいます。
一価不飽和脂肪酸: オレイン酸などが多く含まれ、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やす効果があるとされています。
多価不飽和脂肪酸: オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などが多く含まれ、脳や神経系の機能維持、抗炎症作用などが期待できます。
栄養価の高いナッツは、子供の食生活にも取り入れたくなるね
健康と学習能力への効果
ナッツは、脳の働きをサポートし、学習能力を改善すると言われています。
豊富なビタミンEは脳の細胞を保護し、認知機能を向上させる効果がありますよ。
また、ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸や亜鉛は、学習や記憶に必要な栄養素として知られていますので、積極的に取り入れたくなりますね。
私は、ナッツに学習能力への効果もあることは知らなかったので、ぜひこの記事で伝えたいと思いました。
我が子たちがもう少し大きくなったら、ナッツを食べて勉強を頑張ってもらいたいな
まとめ
- ナッツは何歳から食べられるのかというと、窒息や誤嚥のリスクがあるため、6歳以降が良い
- 消費者庁では、5歳以下の子供にはナッツを食べさせないよう注意喚起している
- 5歳以下の子供は気道が狭いため、窒息の危険性や誤嚥のリスクがある
- ナッツはアレルギーのリスクがあるため、初めて食べさせるときは少量にし、アレルギー症状が出たら医療機関を受診しよう
- 子供にナッツを与えるときは、発達段階をよく見て、細かく砕くなどの工夫をしよう
- ナッツは体に良い栄養が豊富に含まれているため、子供にもおすすめ
ナッツは栄養価の高い食品ですが、小さな子供にとって誤嚥やアレルギーのリスクがあるため、与える時期には注意が必要です。
私は、4歳になれば何でも食べられるかなと思い込んでいましたが、まだまだ食べ物には気を付けなければと思いました。
ナッツは子供にも良い栄養が含まれていることがわかったので、もう少し大きくなったら上手に取り入れていきたいです。
安全な食べ方を守り、6歳頃から子どもの発達に合わせて、少しずつ与えるようにしましょう。
こちらの記事では、ナッツの種類ごとの栄養素について詳しく触れているので、ぜひ読んでみてくださいね♪
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