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シナモンは何歳から?アレルギーに要注意!与え方や目安量をを詳しく解説!おやつにぴったりな簡単レシピも紹介♪

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ほんのり甘く香るスパイス「シナモン」。トーストや焼きリンゴ、クッキーなどに使われることも多く、大人にとってはなじみのある味ですよね。

しかし、子どもに与えるとなると「何歳から大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

シナモンは何歳から与えても良いかというと、1歳以降が良いでしょう。

シナモンには「クマリン」という成分が含まれており、小さな子どもには、年齢や体重に応じた正しい与え方がとても大切になってきます。

この記事では、シナモンを与える際の注意点や安全な目安量、アレルギーのリスクをわかりやすく解説します。

さらに、シナモン初心者の子どもでもおいしく食べられる簡単レシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪



シナモンは子どもに何歳から?

シナモン

シナモンを子供に与えるなら、離乳食完了期以降、つまり1歳以降が良いでしょう。

離乳食期(5〜11ヶ月頃)は、まだ消化器官が未発達で、香辛料や刺激の強い成分への耐性も十分ではありません。

シナモンは一見マイルドな香りに思えますが、スパイスであることに変わりはなく、刺激物のひとつです。

特に、離乳食初期・中期は基本の味(素材の味)を覚える時期です。

シナモンのような香りや味の強い食材は、味覚形成を乱す可能性もあるため避けたほうがよいとされています。

 

なぜ1歳未満は避けるべき?

1歳未満はシナモンを避けたほうが良い理由は、シナモンに含まれるクマリンとアレルギーのリスクにあります。

シナモンには「クマリン」という天然成分が含まれており、これを過剰に摂取すると肝機能に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に体が小さく代謝能力が低い乳児にとってはリスクが高く、厚生労働省や欧州食品安全機関(EFSA)なども摂取量には注意を呼びかけています。

また、シナモンにはアレルギー反応を引き起こす可能性もあります。

アレルゲンの一種である「シンナムアルデヒド」が関与しているとされ、食後すぐに異変が現れることもありますので注意しましょう。

 

子どもへのシナモンの安全な与え方

赤ちゃん

子供にシナモンを与えるときは、まずはごく少量からにしましょう。

1歳を過ぎたとはいえ、シナモンをいきなりたっぷり使うのはNGです。

初めて与えるときは、耳かき1杯程度(0.1g以下)を目安に、ごく少量からスタートしましょう。

幼児は新しい食品に対してアレルギー反応を起こす可能性があるため、ごく少量から試すようにしよう!

初めて使う際は、シンプルな食材(リンゴやパン、ヨーグルトなど)に加えて、体調の変化がないかを数時間かけて様子を見てください。

初回は他の新しい食材と一緒に与えないことも大切です。

 

シナモンパウダーとスティックの違いにも注意

シナモンには、パウダー状のものとスティック状のもの(シナモンスティック)がありますが、子どもにはパウダータイプがおすすめです。

シナモンパウダーは、料理や飲み物に混ぜる際に、ごく少量から試すことができ、量をコントロールしやすいですよ。

スティック状は煮出して風味を移す使い方が基本であり、誤ってかじってしまうと口腔内を傷つける可能性もあります。

「セイロンシナモン」を選ぶとより安心♪

「セイロンシナモン」はクマリンの含有量が極めて少ないため、安心して使用できますよ。

もしパウダーを選ぶなら、パッケージで「セイロンシナモン」と明記されているものを選ぶのがおすすめです。



シナモンにアレルギーはある?リスクと対処法

シナモンは、ごく稀ではありますがアレルギー反応を引き起こす可能性があります。

シナモンアレルギーの主な症状としては、以下のようなものが報告されています。

  • 唇や舌、口の中のかゆみ・腫れ
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • 嘔吐、下痢などの消化器症状
  • 喘鳴(ぜんめい)や咳などの呼吸器症状

これらの症状が見られた場合は、すぐにシナモンの使用を中止し、必要に応じてかかりつけのお医者さんに相談してくださいね。

シナモンはクスノキ科に属しており、他のスパイス(ナツメグ、クローブ、カレー粉など)やナッツにアレルギーがある子どもは、交差反応を起こす可能性があります。

該当する場合は、お医者さんにに相談してから使用を検討すると良いでしょう。

 

 

子どもに与えるシナモンの目安量とは?

子供に与えるなら、1日あたり0.2〜0.5g程度のシナモンパウダーを目安にしましょう。

EFSA(欧州食品安全機関)によると、クマリンの耐容一日摂取量(TDI)は、体重1kgあたり0.1mgとされています。

例えば:

  • 体重10kgの子ども → クマリン摂取量の上限は 1日1mg
  • カシアに含まれるクマリン量の目安:シナモンパウダー1gあたり2〜5mg

つまり、1日あたり0.2〜0.5g程度のシナモンパウダーが上限の目安となります。

とはいえ、日常的に与える必要はないため、週に1〜2回、ほんの少量(耳かき1〜2杯)を使う程度が良いでしょう。

 

クマリンとは?過剰摂取のリスク

シナモンに含まれる「クマリン」は、摂取量が多いと肝機能障害を起こす可能性があります。

特に「カシア種(中国産シナモン)」に多く含まれ、一般的にスーパーで手に入りやすいシナモンパウダーの多くがカシアである点に注意が必要です。

そのため、子供に与えるなら食べ過ぎないように注意しましょう。

食べ過ぎを避ける工夫

  • 連日使用は避ける
  • 毎回少量にとどめる
  • 複数のメニューで重複して使わない

また、「セイロンシナモン(スリランカ産)」はクマリン含有量が非常に少なく、より安全性が高いとされています。

市販では「本物のシナモン」として扱われていることもあり、子ども向けにはセイロンシナモンがおすすめです。



シナモンを使った子供向き簡単レシピ3選

料理 レシピ

シナモンを使ったレシピの中でも、子供におすすめな簡単レシピを3つ紹介します。

  • 焼きリンゴ
  • シナモントースト
  • バナナヨーグルト

どれも簡単にできるので、おやつや朝食にぴったりですよ。

子供に作ってあげるときに、ぜひこちらのポイントも参考にしてくださいね。

  • シナモンの量は必ず控えめに。味よりも香りを楽しむイメージで。
  • 初回は1種類の料理だけで使用し、他の新しい食材は避ける
  • セイロンシナモン(クマリン含有量が少ない)を選ぶとより安心

 

シナモンの香り引き立つ焼きリンゴ

1歳半から食べれる、シナモンを使った焼きリンゴを紹介します。

甘みたっぷりのりんごにシナモンを少量加えるだけで、香り高いデザートに変身します。砂糖なしでも大満足な一品ですよ。

材料(1人分)

  • りんご:1/2個(紅玉やふじがおすすめ)
  • バター(または植物油):小さじ1
  • シナモンパウダー:ごく少量(耳かき1杯分)

作り方

1.りんごは皮をむき、薄めのくし切りにする(5mm程度が◎)

2.フライパンにバターを熱し、りんごを並べて中火で焼く

3.焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色がつくまで焼く

4.火を止めてから、仕上げにシナモンパウダーを軽くふりかける

シナモンは最後にふりかけることで香りが引き立つよ♪

 

朝食にぴったりのシナモントースト

次に紹介するのは、2歳からのおやつや朝食にぴったりの、シナモンを使った甘いトーストです。

バターとほんの少しの砂糖・シナモンで、香り豊かなごちそうになりますよ。

材料(1人分)

  • 食パン(6枚切り程度):1枚
  • バター(またはマーガリン):小さじ1
  • 砂糖:小さじ1/2(少なめ)
  • シナモンパウダー:耳かき1杯分

作り方

1.食パンをトースターまたはフライパンで軽くトーストする(焦げない程度に)

2.焼き上がったら、温かいうちにバターを塗る

3.砂糖とシナモンを混ぜたものを上からまんべんなくふりかける

4.食べやすく一口大にカットして提供

 

ヘルシーなおやつバナナヨーグルト

ヨーグルトとバナナの自然な甘みに、シナモンをプラスするのもおすすめです。

バナナヨーグルトは、子供の朝食やおやつにぴったりの簡単ヘルシーメニューですよ。

材料(1人分)

  • プレーンヨーグルト(無糖):50〜70g
  • バナナ:1/2本
  • シナモンパウダー:耳かき1/2杯程度

作り方

1.バナナをフォークで粗めにつぶす

2.ヨーグルトとバナナを混ぜ合わせる

3.最後にシナモンを少量ふりかけて完成

甘さはバナナで十分♪シナモンの香りで満足感がアップするよ



まとめ

シナモンは香り高く、料理にアクセントを与える便利なスパイスですが、子どもに与えるなら1歳以降にしましょう。

アレルギーやクマリンのリスクがあるため、初めて与えるときは慎重に、少量からにしましょうね。

目安量を守れば、子どもも楽しめる風味付けとして活用できますよ。

成長とともに味覚の幅が広がる時期、シナモンを上手に取り入れて食の楽しみを増やしてあげましょう。

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