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砂ずりの刺し身は食べても大丈夫?スーパーの砂ずりは必ず加熱しよう!食中毒リスクと安全な食べ方を徹底解説!

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コリコリとした独特の食感が魅力の砂ずり(鶏の砂肝)。

焼き鳥やおつまみとして人気ですが、刺し身で食べるのは大丈夫なのか気になりますよね。

砂ずりの刺し身は食中毒のリスクが高いので、そのまま食べるのは危険です。 

スーパー等で購入した砂ずりは必ず十分に加熱調理して食べるようにしてくださいね。

この記事では、砂ずりの刺し身は食べないほうが良い理由から、安全に砂ずりを美味しく食べるための方法まで詳しく解説します。



砂ずりの刺し身は食べても大丈夫?

砂ずりを生のまま、つまり刺し身で食べるのは非常に危険ですので、絶対に避けましょう。

その最大の理由は、カンピロバクターという細菌による食中毒のリスクが非常に高いからです。

カンピロバクターとは何のこと?

カンピロバクターは、鶏をはじめとする家畜の腸管内に生息している細菌です。

非常に少ない菌数でも人に感染し、下痢、腹痛、発熱、嘔吐などの症状を引き起こします。

 

 

砂ずりの刺し身が危険な理由

砂ずり(砂肝)を刺し身で食べるのが危険とされる主な理由は、食中毒のリスクがあるためです。

以下のような病原菌や寄生虫のリスクが具体的に挙げられます。

カンピロバクター

鶏肉(特に内臓)によく見られる細菌で、少量でも感染します。

発熱、下痢、腹痛などの症状を引き起こし、重症化するとギラン・バレー症候群(神経の病気)を発症することもあります。

サルモネラ菌

生や加熱不十分の鶏肉で感染することがあります。

嘔吐や下痢、発熱などの胃腸炎症状が出ます。

寄生虫

稀ですが、鶏の内臓にも寄生虫がいることがあり、これも加熱で死滅させる必要があります。

処理環境の問題

鶏の内臓は腸に近いため、解体や処理の際に雑菌が付きやすく、生で食べると特に危険です。

砂ずりは必ず十分に加熱してから食べよう!

仮に「新鮮なものだから大丈夫」として出す店があっても、厚生労働省は鶏肉・内臓の生食を禁止または厳しく注意喚起しています。

ご家庭や飲食店で食べる際にも、中心温度75℃で1分以上の加熱が推奨されていますよ。



砂ずりの刺し身はスーパーで販売されてる?

現在の日本の一般的なスーパーマーケットでは、砂ずりの刺し身(生食用)が販売されていることはほとんどありません。

以下がその理由です。

食中毒のリスク

前述の通り、砂ずりを含む鶏肉にはカンピロバクターという食中毒菌が高頻度で存在し、生食は非常に危険です。

衛生管理の難しさ

生食用として安全な鶏肉を提供するためには、非常に厳格な衛生管理体制が必要です。一般的なスーパーマーケットでこれを徹底するのは困難です。

法規制やガイドライン

自治体によっては、鶏肉の生食提供を禁止または厳しく規制する動きがあります。

スーパーで販売されている砂ずりは、基本的に加熱調理用だよ!

パッケージにも「加熱してお召し上がりください」といった表示がされているはずです。

もし、ごく一部の特殊なスーパーや、インターネット通販などで「鶏の生食」として砂ずりの刺し身が販売されている場合があったとしても、それは非常に例外的なケースです。

 

なぜ一部で砂ずりの刺し身が出回っているのか?

危険性が指摘されているにも関わらず、一部の飲食店や地域で砂ずりの刺し身が提供されていることがあります。

その背景には、以下のような理由が考えられます。

新鮮さの強調:「新鮮だから生でも安全」といった誤った認識で提供されているケース。しかし、カンピロバクターは目に見えず、鮮度とは関係なく存在している可能性があります。

独自の処理方法: 一部の店舗では、独自の処理方法によって細菌数を減らしていると主張している場合がありますが、完全にリスクを排除することは極めて困難です。

地域や文化:一部の地域では、古くから鶏肉の生食文化が残っている場合がありますが、これは現代の衛生管理基準から見ると非常に危険な行為と言えます。

 

厚生労働省も警鐘!鶏肉の生食は絶対にやめよう

厚生労働省をはじめとする公的機関は、鶏肉(内臓を含む)を生や加熱不十分な状態で食べることを強く警告しています。

カンピロバクターによる食中毒は決して軽視できるものではなく、重症化するケースや、後遺症が残る可能性もあります。

安全のためには、「生のまま食べる」という選択肢は絶対に取るべきではありません。



砂ずりの美味しい食べ方

砂ずり(砂肝)は、加熱調理することで安全に、そして美味しく食べることができます。

砂ずりを安全に食べるためには、以下のポイントに注意しましょう。

新鮮なものを選ぶ

購入時は色がきれいで、臭みがないものを選びましょう。

消費期限を守り、購入後は速やかに冷蔵保存(0〜4℃)しましょうね。

十分に加熱する

中心部までしっかり火を通すことが重要です。目安としては内部温度75℃以上で1分以上。

半生やレアでの喫食は食中毒(カンピロバクターなど)のリスクがあります。

加熱前後の交差汚染に注意

生の砂ずりを扱った包丁・まな板は、しっかり洗浄・消毒しましょう。

生肉を触った手で加熱済みの料理や食器を触らないように注意しましょう。

解凍は冷蔵庫でゆっくり

砂ずりの冷凍品は常温解凍せず、冷蔵庫で解凍して雑菌の繁殖を防ぎましょう。

食べにくい部分を処理

銀皮と呼ばれる硬い部分は、食感が悪く調理しにくいので取り除くのが一般的です。

料理法としては、炒め物、煮物、焼き鳥などでしっかり火を通して調理するのがおすすめですよ。

  • 焼き鳥:串に刺してじっくりと焼けば、コリコリとした食感と香ばしい風味が楽しめます。
  • 炒め物:ニンニクやネギと一緒に炒めれば、風味豊かでご飯が進む一品に。
  • 揚げ物:唐揚げや串揚げにすれば、外はカリッと、中はコリコリの食感が楽しめます。
  • 煮込み料理:じっくりと煮込むことで、柔らかく食べやすくなります。

いずれの調理法でも、必ず中心部までしっかりと火を通そう!

 

 

簡単で美味しい砂ずりレシピ

コリコリとした食感が楽しい砂ずりを使った、簡単でおいしいレシピを3つご紹介します。

  • 塩胡椒炒め
  • ネギ塩和え
  • ガーリックバター醤油

これらのレシピはどれも簡単で、砂ずりのコリコリとした食感を美味しく楽しめますよ。

 

簡単!砂ずりの塩胡椒炒め

材料

  • 砂ずり:200g
  • ニンニク:1かけ(薄切り)
  • ごま油:大さじ1
  • 塩:少々
  • 粗挽き黒胡椒:少々
  • お好みでネギの小口切り

作り方

1. 砂ずりは銀皮(白い部分)があれば取り除き、厚さ5mm程度の薄切りにする。火が通りやすいように、切り込みを入れてもOK。

2. フライパンにごま油とニンニクを入れて弱火で熱し、香りが立ったら砂ずりを加えて中火で炒める。

3. 砂ずりの色が変わったら塩と粗挽き黒胡椒で味を調える。

4. 器に盛り付け、お好みでネギの小口切りを散らして完成。

ニンニクの香りが食欲をそそります。お好みで鷹の爪を加えてピリ辛にしても美味しいよ♪

 

やみつき!砂ずりのネギ塩和え

材料

  • 砂ずり:200g
  • 長ネギ:1/2本(斜め薄切り)
  • ごま油:大さじ1
  • 鶏ガラスープの素:小さじ1/2
  • 塩:少々
  • 粗挽き黒胡椒:少々

作り方

1. 砂ずりは銀皮を取り除き、厚さ5mm程度の薄切りにする。

2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、砂ずりを加えて2~3分茹でる。火が通ったらザルにあげて水気を切る。

3. ボウルに長ネギ、ごま油、鶏ガラスープの素、塩、粗挽き黒胡椒を入れて混ぜ合わせる。

4. 3に水気を切った砂ずりを加えてよく和える。

5. 器に盛り付けて完成。

茹でることで砂ずりが柔らかくなり、ネギ塩ダレがよく絡みます。おつまみにもぴったり♪

 

簡単おつまみ!砂ずりのガーリックバター醤油

材料

  • 砂ずり:200g
  • ニンニク:1かけ(みじん切り)
  • バター:10g
  • 醤油:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • 粗挽き黒胡椒:少々

作り方

1. 砂ずりは銀皮を取り除き、厚さ5mm程度の薄切りにする。

2. フライパンにバターとニンニクを入れて弱火で熱し、香りが立ったら砂ずりを加えて中火で炒める。

3. 砂ずりの色が変わったら醤油と酒を加えて炒め合わせる。

4. 汁気がなくなってきたら粗挽き黒胡椒で味を調える。

5. 器に盛り付けて完成。

ガーリックバター醤油の風味が食欲をそそります。仕上げにパセリのみじん切りを散らしても彩りがよくなるよ♪

 



 

まとめ

  • 砂ずりの刺身は、食中毒のリスクが高いため食べるのは危険
  • カンピロバクターは、鶏肉によくみられる細菌で、少量でも感染する
  • 砂ずりの刺身がスーパーで販売されていることはほぼない
  • 砂ずりは、加熱調理することで安全に美味しく食べれる
  • 簡単レシピとして「塩こしょう炒め」「ネギ塩和え」「ガーリックバター醤油」を紹介

砂ずりを含む鶏肉の生食は、カンピロバクターによる食中毒のリスクが非常に高く、絶対に避けましょう。

安全に砂ずりを美味しく食べるためには、焼き鳥、炒め物、揚げ物、煮込み料理など、必ず中心部までしっかりと加熱調理するようにしましょうね。

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