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酢飯のお弁当でも腐る可能性あり!特に梅雨から夏場は食中毒に要注意!梅干しを活用してお弁当を守ろう!

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食べ物

暑い季節になると、お弁当が傷むのが心配ですよね。

特に、酢飯は傷みにくいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

酢飯をお弁当に入れても大丈夫?腐るのかな?

この記事では、酢飯のお弁当が腐るのかどうか、腐りにくい理由、そして長持ちさせるポイントについて解説します。




酢飯の弁当は腐る?

お弁当に酢飯を入れたら腐るのかな?

白米より酢飯のほうが腐りにくいって聞いたんだけど. . .

酢飯のお弁当は、白米に比べて腐りにくいのですが、完全に腐らないわけではありません。

しかし、酢には抗菌作用や防腐作用があるので、傷みにくいと言えます。

酢飯は傷みにくい理由は、主に3つ挙げられます。

 

酢飯が腐りにくいとされる3つの理由

酢飯が腐りにくいと言われる理由は3つあります。

酢酸の抗菌作用

酢に含まれる酢酸には、菌の増殖を抑える効果があります。

糖分の浸透圧

酢飯には糖分が含まれているため、浸透圧が高くなり、菌の活動が抑制されます。

酸性度

酢飯は酸性なので、菌が繁殖しにくい環境となります。

これらの効果で、酢飯は傷みにくい性質を持っているよ

夏場は特に、白米より酢飯の方が腐りにくくておすすめだね!

しかし、これらの効果は万能ではありません。

気温や湿度が高い環境では、酢飯でも腐敗が進む可能性があります。

また、酢飯に具材を混ぜる場合は、具材の種類によっては傷みやすくなることもありますので、注意が必要ですよ。

お弁当が腐るのには、いくつかの要因が考えられます。

その要因があると、例え傷みにくいと言われている酢飯であっても腐ってしまいます。

次項では、酢飯が腐る要因について詳しく見ていきましょう。

 

 

酢飯のお弁当でも腐る可能性あり

酢飯は腐りにくいとはいえ、上記の通り、完全に腐らないわけではありません。

腐る要因があれば、酢飯でも腐ってしまうのです。

酢飯のお弁当が腐る要因として考えらるのは以下の3つです。

気温や湿度

気温や湿度が高い環境では、菌が繁殖しやすくなり、酢飯でも腐敗が進む可能性があります。

食中毒の原因となる菌は、30~40度が最も繁殖しやすいと言われていますよ。

また、菌が最も増殖しやすい湿度は70%とされており、これは夏の時期の湿度にあたります。

梅雨~夏場はお弁当が傷みやすい、と言われるのはこのためだね

具材

酢飯に傷みやすい具材 (生肉、生魚など) を混ぜると、傷みやすくなります。

詰め方

ご飯と具材の間に隙間があると、空気に触れて傷みやすくなります。



 

酢飯のお弁当を長持ちさせるポイント

酢飯のお弁当は必ずしも腐らないわけではない、ということがわかったのですが、できれば美味しくお弁当を食べたいですよね。

そこで、少しでも長持ちさせるポイントをお伝えしたいと思います。

お弁当を作るときに、ちょっと気を付けるだけで食中毒を防げるよ!

よく冷ましてから弁当箱に詰める

熱いまま詰めると菌が繁殖しやすくなります。

酢飯が熱いままだと、お弁当箱の中で蒸気がこもり、水分が出る原因になります。

菌が繁殖しやすくなってしまいますので、よく冷ましてから詰めましょうね。

傷みやすい具材は避ける

酢飯の具材に傷みやすい具材(生肉、生魚など)は避けましょう。

酢飯に混ぜる具材は、必ず加熱調理したものにしましょうね。

また、一緒に入れるおかずには、生野菜や果物など水分の多いおかずも避けた方が良いです。

水分が多いと菌が増えやすくなるよ

食中毒を防ぐために、おかずはしっかり加熱調理しましょう。

抗菌作用のある食材を活用する

梅干し、生姜、わさびなどは、抗菌作用があるのでおすすめです。

私は、夫のお弁当を作るときは、いつも梅干しを入れるようにしています。

ぜひ、酢飯と一緒に入れてみてくださいね。

詰め方にも注意する

ご飯と具材を隙間なく詰めることで、空気に触れる部分を減らし、傷みを防ぎます。

すき間なく詰める方が崩れにくいから、見栄えもいいよ!

保冷剤を使う
特に夏場のお弁当には、保冷剤と保冷バックは必須アイテムです。
私も、夫のお弁当には必ず保冷剤を使っています。
菌の増殖を防ぐために、お弁当は低い温度で持ち運ぶようにしましょうね。
お弁当箱は清潔なものを使う
お弁当箱は密閉容器を使用し、清潔なものを使いましょう。
容器が密閉されていることで空気を遮断し、食材の鮮度を保つことができますよ。
洗うときは、ふたのパッキンも外して、すみずみまで洗い、洗った後はしっかり乾かしましょうね。

 

 

前日の酢飯はお弁当に入れても大丈夫?

前日に作った酢飯は、お弁当に入れても大丈夫かな?

結論から言うと、前日の酢飯をお弁当に入れるのはおすすめしません。

酢飯を作る時に酢を使うため、ある程度食中毒の原因となる菌の増殖を抑えてくれます。

しかし、酢飯を冷蔵保存しても、時間が経つとともに菌が繁殖して食中毒を引き起こすリスクが高まります。

食中毒のリスクは避けたいね!

また、酢飯は時間が経つと、水分が蒸発してパサパサになり味が落ち、食べにくくなります。

お弁当に入れる酢飯は、できれば当日炊いたご飯で作るのが、美味しく食べれてベストですよ。

酢飯に混ぜる具材は、前日準備でも大丈夫だよ!

私は、お弁当に前日のいなり寿司を入れるのはどうなのか気になり、調べてみたので、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。

 

 

ご飯を炊くときに酢を入れる方法もおすすめ

酢飯は炊いたご飯で作りますが、酢を入れてご飯を炊くという方法もあります。

この方法でも、酢の効果でご飯は傷みにくくなりますよ。

分量は、米1合に対し、酢小さじ1
実際に私も試してみましたが、この分量で炊くと、味も風味も白米に近い状態です。

ちなみに、酢を入れて炊いたご飯は、米のタンパク質の摂取量が増えると言われているよ

ぜひ、ご飯を炊くときに酢を入れる方法も試してみてくださいね。



まとめ

  • 酢飯のお弁当は酢の効果で白米に比べると傷みにくいのは確かだが、気温や湿度などの要因で腐る可能性はある
  • 酢飯が腐りにくい理由は「酢酸の抗菌作用」「糖分の浸透圧」「酸性度」
  • 「気温や湿度」「具材」「詰め方」が要因となり、酢飯のお弁当が腐る可能性がある
  • 酢飯のお弁当を長持ちさせるポイントは「よく冷ましてから詰める」「傷みやすい具材は避ける」「抗菌作用のある食材を入れる」「保冷剤を使う」など
  • 前日の酢飯をお弁当に入れるのは、食中毒のリスクや味が落ちてしまうことからおすすめではない
  • ご飯を炊くときに、酢を入れる方法もおすすめ

酢飯は腐りにくいお弁当ですが、完全に腐らないわけではありません。

しかし、ちょっとした工夫で長持ちすることができますので、特に梅雨から夏場は気を付けるようにしましょう。

お弁当の定番である梅干しも、抗菌作用があるのでおすすめですよ。

暑い季節でも、安心して楽しめるお弁当を作ってみてくださいね。

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