寒い日にあったかい豚汁をお弁当に持って行けたら、とっても嬉しいですよね。
でも、「スープジャーに豚汁を入れると腐るのかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
豚汁をスープジャーに入れると腐るリスクはありますが、防ぐためのコツがありますので詳しく解説しますね。
前日の豚汁を使うときや、夏場の注意点も併せて読んでみてくださいね。
うどんを入れて持って行くときのコツや、レンジを使った時短レシピもご紹介します♪
スープジャーに豚汁を入れたら腐る?

豚汁をスープジャーに入れてお弁当にする場合、腐るリスクはゼロではありません。
特に食中毒菌が繁殖しやすい温度帯(約20~50℃)に長時間留まってしまうとリスクが高まります。
しかし、ちょっとしたコツで豚汁は腐りにくく、安全にお昼まで食べることができますよ。
ここでは、豚汁が腐る理由と、腐るのを防ぐコツを分かりやすく説明します。
豚汁が腐る主な理由は温度が下がること
豚汁は、肉・野菜・味噌が入った料理で、実はとても菌が増えやすい食べ物です。
雑菌が増えやすい温度は10℃〜60℃の間。この温度帯に長くいるほど腐りやすくなります。
スープジャーに入れるときに、ぬるい豚汁を入れたり、スープジャーを予熱していないと温度が下がり、この危険な温度帯に入ってしまい、お昼までに腐ってしまうことがあります。
しっかり熱い温度で入れて腐るのを防ごう
腐るのを防ぐために大事なのは、スープジャーに入れる豚汁を熱々のまま入れることです。
目安は沸騰して、全体がグツグツしている温度(75℃以上)!
また、スープジャーに熱湯を入れて3分ほど予熱すると、温度が下がりにくくなりますよ。
豚汁は具沢山なため冷めやすい
豚汁は、大根・にんじん・豚肉・ねぎ・こんにゃくなどの具がたっぷり入っているので、熱が逃げやすい=温度が下がりやすい料理なんです。
具が多いと食べ応えはあるけれど、その分腐りやすいので、「具材を少なめにする」「大きい具は小さめに切る」「スープ多めにする」などの工夫をすると、安全にお昼まで温かいまま保てますよ。
前日の豚汁は入れても大丈夫?

「前の日に作った豚汁、朝にそのままスープジャーへ入れてもいいの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
前日の豚汁をスープジャーに入れてもOKですが、必ず朝にしっかり加熱することが条件です!
前日の豚汁は、時間がたって菌が増えやすくなっているので、しっかり加熱して殺菌しましょう。
ここでは、前日の豚汁を安全に使うポイントをくわしく説明します。
前日の豚汁を安全に使うための手順
前日の豚汁をスープジャーに入れるときは、安全に使うための手順はこちらです。
1.冷蔵庫に入れて保存(常温放置は絶対ダメ)
2.朝になったら、豚汁を鍋に移す
3.具までしっかり熱々になるまで沸騰させる

レンジだけの加熱だと、表面だけ熱くて中の具が冷たいままになることがあるので、朝に鍋で沸騰させよう!
4.スープジャーは熱湯を入れて3分予熱
5.熱くなった豚汁をすぐに入れる
6.ふたをしっかり閉める
この流れで使えば、安全度がぐんと上がりますよ。
また、具材を減らすとさらに安心です。
豚汁は具が多いほど冷めやすく、腐りやすくなります。
- 大きい具を少し取りのぞく
- じゃがいも・こんにゃくを少なめにする
- スープ多めで入れる
こうすると温度が長く保てて、より安全ですよ。
前日の豚汁をそのまま入れるのはやめよう
冷蔵庫から出した豚汁を、そのままスープジャーに入れるのはしないようにしましょう。
前日の豚汁をそのまま入れないほうが良い理由
- 中の温度が低くて菌が一気に増える
- スープジャーの中で「ぬるい時間」が長くなる
- 肉・じゃがいも・こんにゃくは特に傷みやすい
とくに前日の豚汁は、一見きれいでも菌が増え始めていることがあります。
また、前日に作った豚汁でも、次のようなときはスープジャーに入れないほうが良いです。
- 一晩、鍋をコンロに置いたまま →アウト
- 夏場で冷蔵庫に入れるまで時間があいた
- 豚汁にじゃがいもが多い(傷みやすい)
- 味が薄い →保存に弱い
夏場にスープジャーに豚汁を入れるのは危険?

夏は気温が高く、食べものが1年の中で最も腐りやすい季節です。
そのため、スープジャーに豚汁を入れて持っていくのは、あまりおすすめではありません。
ここでは、どうして夏場は危険なのか、どんな工夫をすればいいかを、くわしくお話しします。
夏場に豚汁をスープジャーに入れると危険な理由
菌がいちばん増える温度は、30〜40℃です。
夏の気温はちょうどこの温度に近く、豚汁がスープジャーの中でゆっくり冷めていくと、菌が一気に増えてしまいます。
特に豚汁は、豚肉(動物性たんぱく質)、根菜(大根・にんじん)、こんにゃく、味噌など、菌が育ちやすい食材が多い料理なので、夏は特に注意が必要です。
また、夏場はスープジャーの保温力が逆に危険になることもあります。
冬は「熱を保つ」ことが安全に繋がりますが、夏は少し事情が変わります。
↓
中が 60℃ → 40℃ → 30℃ と時間をかけて下がる
↓
菌が増えやすい温度帯に長くとどまる
この流れが夏に腐る原因です。
とくに 日なたに置くのは危険です。温度が急上昇し、腐るスピードがさらに早くなります。
夏に豚汁を入れたい場合の安全対策
どうしても夏場に豚汁をスープジャーに入れたい場合は安全対策をしましょう。
具が多いと温度が落ちやすく、腐りやすいので、少なめに入れましょう。
特にじゃがいも・こんにゃく・豚肉は要注意です。
豚汁をスープジャーに入れるときは、熱々の状態で入れましょう。
予熱をすると温度が長く保たれます。
バッグの中に入れる時も、なるべく涼しい場所へ置きましょう。
午後遅くまで置かないようにしましょう。
豚汁うどんをスープジャーで楽しもう

「豚汁にうどんを入れてスープジャーで持っていきたい!」という方もおられますよね。
あったかくて食べ応えもあるので、寒い日にはぴったりのメニューです。
でも実は、豚汁とうどんを一緒にスープジャー入れて持って行くのは、あまりおすすめではありません。
豚汁うどんを持って行くときは、豚汁とうどんは別々にしましょう。
ここでは、なぜおすすめではないのか、どうすれば安全に持っていけるのかを、くわしく説明します。
豚汁うどんをそのまま入れると危険な理由
スープジャーの豚汁にうどんを入れてしまうと、温度が急に下がりやすくなります。
温度が下がりやすくなる理由
-
うどんは水分を吸う → 汁の温度が下がる
-
うどん自体が常温 → 豚汁が一気にぬるくなる
-
具の量が増える → 全体の保温力が下がる
スープジャーの中がぬるくなると、菌が増えやすい「危険温度帯(10℃〜60℃)」に入りやすく腐るリスクがあります。
そのため、豚汁うどんをスープジャーに最初から一緒に入れるのはおすすめできません。
豚汁とうどんを別々に入れよう
安全に豚汁うどんを楽しむための良い方法は、豚汁はスープジャー、うどんは別容器、このように分けることです。
-
うどんが温度を奪わないから腐りにくい
-
食べる直前に混ぜるので、麺が伸びない
-
お昼でもアツアツに近いまま食べられる
別々に入れる場合の手順はこちらです。
1.うどんは湯通しして、しっかり水気を切る
2.保存容器(タッパー・シリコン容器など)に入れる
3.豚汁は鍋でグツグツ沸騰させる
4.スープジャーは熱湯で3分予熱
5.熱々の豚汁をジャーに移す
6.食べる直前にうどんと豚汁を合わせる
これなら安全で、温かい豚汁うどんが楽しめますよ。
電子レンジで時短!豚汁を作る手順

豚汁を作るときに電子レンジで下準備を効率化する方法を、まとめました。
レンジを使うと時短になり、鍋での煮込み時間も短くなってとても便利ですよ。
1.野菜を切る
-
大根・にんじん:いちょう切り or 半月切り
-
ごぼう:ささがき
-
玉ねぎ:薄切り
レンジ加熱しやすいように、厚すぎない大きさがポイントです。
2.レンジで加熱して下ゆで代わりにする
耐熱容器に切った野菜を入れ、ふんわりラップをして加熱します。
加熱時間は6〜7分が目安。硬ければ追加で1分ずつ加熱しましょう。

この工程で下ゆでが終わるので、鍋での煮込み時間が半分くらいになるよ
3.鍋に豚肉を入れて軽く炒める
肉はレンジ調理すると固くなりやすいので、鍋で軽く炒めるほうがおいしいですよ♪
4.レンジで温めた野菜を入れる
すでに柔らかくなっているので煮込み時間が短くて済みますよ。
5.だし+味噌で味つけして完成
まとめ

- スープジャーに豚汁を入れると腐るリスクあり
- 腐るのを防ぐために、豚汁は熱々の状態で入れよう
- 前日の豚汁でもOKだが必ず朝に再加熱しよう
- 夏は腐るスピードが速いので、スープジャーに豚汁はおすすめしない。もし持って行くなら具沢山にせず、早めに食べるなど工夫をしよう
- うどんを入れるなら豚汁と別々に持って行き、食べるときに合わせよう。腐りにくく麵も伸びにくい
- 豚汁をレンジで野菜を加熱すれば時短になる
スープジャーに豚汁を入れると腐る可能性がありますが、ちょっとしたコツで安心してお弁当に持って行くことができますよ。
ぜひこの記事を参考に、お昼に温かい豚汁を楽しんでくださいね。




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