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お弁当にタコライスを入れると食中毒のリスクあり!安全対策を解説!前日の作り置きや夏場は特に食中毒に注意しよう!

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食べ物

メキシコ料理の定番、タコライス。ピリ辛のひき肉とシャキシャキの野菜、チーズの組み合わせは食欲をそそりますよね。

お弁当に入れたいと考える方もいるかもしれませんが、「生野菜も入っているし、食中毒のリスクはないの?」と心配になる方もいるかもしれません。

タコライスはお弁当に入れると食中毒になる可能性がありますので、持って行く際は注意が必要です。

タコライスをお弁当に入れる際に注意すべき食中毒のリスクと、安全に美味しく楽しむための対策を解説するので、参考にしてくださいね。

また、夏場や前日の作り置きについても解説しています。



お弁当のタコライスは食中毒のリスクあり

タコライスは傷みやすい食材を使いことが多いので、食中毒のリスクはあります。

ですが、しっかり対策をすれば安全に持って行くことができますよ。

まず、タコライスで食中毒になるのはなぜなのか、理由から探ってみました。

 

タコライスで食中毒になる理由

何でタコライスで食中毒の心配があるの?

タコライスには、食中毒のリスクを高める可能性のある食材が含まれています。

ひき肉

牛肉や豚肉のひき肉は、加熱が不十分だと大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒菌に汚染されている可能性があります。

レタスやトマトなどの生野菜

土壌由来の細菌や、調理過程で付着した細菌が繁殖する可能性があります。

特に、水分が多い生野菜は菌が増えやすい環境を作ります。

チーズ

プロセスチーズなど比較的安全な種類もありますが、ナチュラルチーズはリステリア菌などのリスクがゼロではありません。

サルサソース

手作りの場合、加熱が不十分だと菌が残存している可能性があります。

市販品でも開封後は冷蔵保存が必要です。

特に、気温や湿度が高くなる梅雨から夏にかけては、細菌の繁殖スピードが速まるため、より注意が必要だよ

 

 

タコライスをお弁当に入れる際の食中毒予防策

食中毒のリスクをできるだけ抑え、安全にタコライスをお弁当で楽しむため、しっかり対策をしましょう。

ひき肉は完全に加熱する

ひき肉は、中心までしっかりと火を通し、生の部分が残らないように調理しましょう。

色が変わるだけでなく、透明な肉汁が出るまで加熱するのが目安です。

加熱後は、粗熱をしっかりと取ってからお弁当に詰めましょう。

生野菜はしっかり洗浄・水切りする

レタスやトマトなどの生野菜は、流水で丁寧に洗い、付着した土や汚れ、細菌を洗い流しましょう。

洗浄後は、キッチンペーパーなどでしっかりと水気を切り、菌の繁殖を防ぎましょう。

生野菜とひき肉は別々に詰める

生野菜と加熱したひき肉は、直接触れないように別々の場所に詰めたり、仕切りを使ったりしましょう。

菌の移行を防ぐことが重要です。

チーズは加熱するか、食べる直前に添える

比較的安全なプロセスチーズを選ぶか、ひき肉と一緒に加熱調理するのも一つの方法です。

ナチュラルチーズを使用する場合は、食べる直前に別容器に入れて添えるのがおすすめです。

サルサソースは清潔な容器に入れ、食べる直前に添える

手作りサルサソースは、しっかりと加熱してから冷まして詰めましょう。

市販のサルサソースを使用する場合も、清潔な容器に入れ、お弁当箱とは別に持ち運び、食べる直前にかけるようにしましょう。

ご飯も完全に冷ましてから詰める

温かいご飯は水分が多く、菌が繁殖しやすい環境です。

完全に冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。

抗菌シートや保冷剤を活用する

お弁当箱に抗菌シートを敷いたり、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて持ち運ぶなど、菌の繁殖を抑える工夫をしましょう。

直射日光や高温を避けて保管する

お弁当は、直射日光の当たる場所や高温になる場所に長時間放置しないようにしましょう。

当日中に食べきる

タコライス弁当は、できるだけ当日中に食べきるようにしましょう。

時間が経つほど菌が増殖するリスクが高まるので、持ち運び時間を短くし、なるべく早めに食べましょう。



前日に作り置きしたタコライスは大丈夫?

タコライスの食中毒のリスクを考えると、できれば当日調理がおすすめです。

しかし、前日に作り置きしたタコライスでもしっかり対策をすれば、お弁当に入れて安全に持っていくことができますよ。

前日のタコライスを持っていく場合は、以下の手順と注意点を参考にしてくださいね。

 

調理・準備

ひき肉は当日再加熱を徹底する

前日に調理したひき肉は冷蔵保存しておきましょう。

お弁当に詰める前にしっかりと再加熱してください。

もし可能なら、ひき肉は当日の朝に調理すると安全だよ

生野菜は別容器で持参し、食べる直前に混ぜる

レタスやトマトなどの生野菜は、前日にカットせずに、当日の朝に新鮮なものを洗い、水気をよく切って別容器に入れて持参します。

食べる直前にご飯やひき肉と混ぜるようにしましょう。

ご飯は完全に冷ましてから詰める

温かいご飯は菌が繁殖しやすいため、炊きたての場合は完全に冷ましてからお弁当箱に詰めます。

水分を極力減らす

ひき肉のソースは煮詰めて水分を少なくし、ご飯も水っぽくならないように注意します。

殺菌効果のある食材を活用する

少量のお酢をご飯に混ぜたり、ひき肉にニンニクや生姜を加えたりするのも、菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

 

詰める

清潔な弁当箱とタッパーを使用する

弁当箱やタッパーは、使用前にしっかりと洗い、完全に乾燥させてください。

ご飯とひき肉を別々に詰める

可能であれば、ご飯とひき肉は別々の容器に詰めることで、菌の移行を防ぎます。

完全に冷めてから蓋をする

温かいまま蓋をすると、内部で結露が発生し、菌の繁殖を促します。

 

持ち運び

保冷剤を複数個使用する

お弁当箱を保冷バッグに入れ、上下や周囲に複数の保冷剤を配置して、低温を保つようにしてください。

直射日光と高温を避ける

直射日光の当たる場所や、暖房器具の近くなど、高温になる場所での保管は絶対に避けてください。

できるだけ涼しい場所に保管する

可能であれば、職場や学校の冷蔵庫などを利用させてもらいましょう。

できるだけ早く食べる

時間が経つほど菌が増殖するリスクが高まりますので、できるだけ早く(お昼までに)食べるように心がけてください。

食べる前に状態を確認する

食べる前に、異臭や変色がないか、糸を引いていないかなどを必ず確認してください。少しでも異変を感じたら、食べるのはやめておきましょう。

 

 

夏場のタコライス弁当は大丈夫?

夏場にタコライス弁当を持っていくのは、食中毒の危険性が高いのでおすすめできません。

特に冷房がない場所や、長時間持ち歩く場合は要注意ですよ。

夏場にタコライス弁当が危険な理由

高温多湿で菌が爆増しやすい

夏は気温が高く湿度も高いので食中毒菌が繁殖しやすい環境です。30℃前後の温度は、菌の繁殖が盛んになります。

2〜3時間で食中毒レベルになることもあります。

タコライスの食材は傷みやすい

タコライスのひき肉・チーズ・レタス・トマト・サルサソースは傷みやすい食材なので食中毒になる可能性が高いです。

 

夏場のおすすめはタコライス風おにぎり

タコライス風おにぎりは、夏場でも比較的安全で、持ち運びやすくて美味しいですよ。

夏でも安心なタコライス風おにぎりのレシピを紹介します。

 材料(おにぎり4個分)

  • ごはん … 2合(※少し硬めに炊くのが◎)
  • 合いびき肉 … 150g
  • ケチャップ … 大さじ1.5
  • ウスターソース … 大さじ1
  • カレー粉 … 小さじ1(抗菌効果&風味UP)
  • 塩・こしょう … 少々
  • ピザ用チーズ … 30g(※加熱で溶かしておく)
  • 焼きのり … 適量

レタス・トマトなど生野菜は、食中毒の原因になりやすいので入れないようにしよう

作り方

1.タコミートを作る
フライパンで合いびき肉をしっかり炒める(中火)
→ 色が変わったら、ケチャップ・ウスターソース・カレー粉を加えて水分が飛ぶまで煮詰める
→ 最後にチーズを入れて全体に絡める(ここで火を止めて冷ます)

2.ごはんを冷ます
炊きたてはNG!少し硬めに炊いたごはんを広げてしっかり冷ます

3.おにぎりを作る
冷めたごはんでタコミートを包み、おにぎり型にする
→ 焼きのりで巻いて完成!

4.ラップで包み、保冷対策をしっかり!
ラップで包んだら、ジップロックに入れて保冷剤+保冷バッグ

夏向けおにぎりのポイント

  • カレー粉を入れることで抗菌・防臭効果あり!
  • 中まで冷えてから包む
  • 朝作って昼食べる。長時間の常温保存は避ける



まとめ

  • タコライスは傷みやすい食材を使うので食中毒のリスクはある
  • 食中毒予防として、ひき肉はよく加熱することや生野菜と別々に詰めるなど対策をしよう
  • 前日に作り置きしたタコライスを詰める場合は、作ったひき肉は冷蔵保存して当日再加熱したり、保冷対策をしっかりするなどしよう
  • 夏場にタコライスを持って行くのは、食中毒の危険性が高いので控えよう
  • 夏場はタコライス風おにぎりにして持って行こう

タコライスをお弁当に入れる際は、ひき肉や生野菜など、食中毒のリスクがある食材が含まれているので、しっかり安全対策をしましょう。

タコライス風おにぎりも、ぜひ試してみてくださいね♪

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