かつてサンリオの人気キャラクターとして一世を風靡した「けろけろけろっぴ」。
その愛らしい姿と個性的な仲間たちは、多くのファンに親しまれてきました。
しかし、近年ではグッズやイベントでの露出が減り、「けろっぴは消えたの?」と感じる人も多いのではないでしょうか。
実際、けろけろけろっぴは「消えた」ということはなく、現在もサンリオの公式キャラクターとして活動を続けています。
この記事では、なぜけろけろけろっぴが「消えた」と言われることがあるのか、その理由を徹底的に考察します。
けろけろけろっぴは消えた?
けろけろけろっぴは「消えた」と言われることがありますが、決して消えたわけではありません。
実際、現在もサンリオの公式キャラクターとして活動を続けています。
2024年には、中小企業支援「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」の公式アンバサダーに就任するなど、けろっぴは大活躍していますよ。
一世を風靡したけろけろけろっぴの輝かしい時代
1988年にデビューしたけろけろけろっぴは、その愛らしいルックスと活発なキャラクターで瞬く間に人気を獲得しました。
1990年にはサンリオキャラクター大賞で堂々の1位に輝き、90年代にはハローキティと並ぶほどの人気を誇っていたんですよ。
文房具、ぬいぐるみ、衣類など、様々なグッズが展開され、子供たちの間で知らない人はいないほどの存在だったと言えるでしょう。
けろけろけろっぴが消えたと言われる理由
けろけろけろっぴが「消えた」と言われる理由は何なのでしょうか。
かつてほどの大胆な露出がなくなったと感じる背景には、3つの要因が考えられます。
サンリオは常に新しいキャラクターを生み出しており、時代のトレンドやターゲット層の変化に合わせて、プッシュするキャラクターも変化していきます。
シナモロール、ポムポムプリン、クロミなど、近年特に人気の高いキャラクターに注力する傾向があり、相対的にけろけろけろっぴの露出が減ったと考えられます。
けろけろけろっぴが人気を博したのは主に80年代後半から90年代にかけてです。
当時の子供たちが成長し、新たな世代がサンリオの主要なターゲット層となるにつれて、より新しいキャラクターへの関心が高まるのは自然な流れと言えるでしょう。
サンリオの商品戦略も時代と共に変化しています。
過去には幅広いキャラクターのグッズが展開されていましたが、近年では特に人気のあるキャラクターに絞った商品展開が見られることがあります。
けろっぴは本当に消えたわけではない
消えたと言われますが、けろけろけろっぴは決して消えたわけではありません。
けろっぴの活躍ぶりを見ていきましょう。
近年のサンリオキャラクター大賞でも、けろけろけろっぴは 上位にランクインしており、2024年にはなんと7位と、12年ぶりのトップ10入りを果たしています。
これは、長年のファンからの根強い支持がある証拠と言えるでしょう。
ポチャッコ、タキシードサム、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルといった、かつて人気を博した男の子キャラクターたちと結成されたユニット「はぴだんぶい」としても活躍しており、新たなファン層を獲得しています。
けろけろけろっぴは、様々な企業とのコラボレーションやイベントに登場しており、その姿を目にする機会は決して少なくありません。
オンライン上には、今でもけろけろけろっぴを応援する多くのファンコミュニティが存在し、その人気を維持しています。
けろけろけろっぴ事件の真相は?
かつて「けろけろけろっぴ事件」というのがあったことを知っていますか?
「けろけろけろっぴ事件」とは、イラストレーターとサンリオの間で著作権侵害の有無が争われた裁判のことです。
1990年代に、あるアーティストが自身の描いたカエルのキャラクターがサンリオのけろけろけろっぴに盗作されたとして、サンリオを訴えた裁判がありました。
原告は、自身が創作したカエルのキャラクターとけろけろけろっぴのデザインが酷似していると主張し、著作権侵害を訴えました。
しかし、裁判所の判決では、カエルを擬人化するというアイデア自体は著作権で保護されるものではないこと、また両者の絵柄を比較しても類似性が認められないなどの理由から、原告の訴えは棄却されました。

けろっぴについてリサーチしてたらびっくりな情報に出会ったよ
まとめ
けろけろけろっぴがかつてほどの大胆な露出がないために「消えた」と感じる人もいるかもしれませんが、サンリオキャラクター大賞での順位や「はぴだんぶい」としての活躍からもわかるように、その人気は今も健在です。
時代の変化と共にサンリオの顔ぶれは変わっていきますが、けろけろけろっぴは多くの人々の心に残っており、今後も様々な形で私たちを楽しませてくれるでしょう。
懐かしさを感じると共に、新たな活躍にも期待したいですね。
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