ツナは、お弁当の具材として使うことがありますよね。
ツナ缶をお弁当に入れると腐る?
そのまま入れても大丈夫なの?
特に梅雨から夏場は食中毒も気になる季節なので、ツナをお弁当に入れると傷むことはないのか心配になりますよね。
ツナ缶をそのままお弁当に入れると腐る可能性はあるので、お弁当に入れるときは加熱調理がおすすめです。
適切な対策をすることで、ツナが傷むリスクを大幅に低減することができますよ。
この記事では、ツナのお弁当が腐るリスクを低減するためのポイントを詳しく解説します。
ツナ缶はお弁当に入れると腐る?
ツナをそのままお弁当に入れると、腐る可能性があります。
特に暑い季節なると、お弁当が傷みやすくなるので、注意が必要ですよ。
ツナ缶をお弁当に入れるなら、しっかり加熱してからにしましょう!
ツナを入れたお弁当を安全に食べるために、調理や保存方法について、詳しく解説していきたいと思います。
少し気を付けるだけで、ツナが腐るのを防ぎ、美味しいお弁当を楽しむことができますよ。
ツナが腐りやすくなる条件
ツナが腐りやすくなる条件には、以下の4つのものがあります。
夏場や温かい場所では、細菌が繁殖しやすくなります。
調理から食べるまでの時間が長いと、腐敗のリスクが高まります。
お弁当の持ち運びに保冷剤を使用しない、適切な温度管理をしないなどの行為は、ツナの腐敗を招きやすいです。
腐ったツナの見分け方
ツナの色が茶色っぽく変色している場合は、腐敗している可能性があります。
また、ツナがぬめりや粘りがある場合も、腐敗している可能性があります。
ツナ缶を開けたときに、酸っぱい臭いや腐敗臭がする場合は、腐敗している可能性があります。
ツナを味見してみて、酸っぱい味や苦味がある場合は、腐敗している可能性があります。
次項では、ツナをお弁当に入れるときに腐らせないためのポイントを紹介するよ!
ツナを安全にお弁当に使うためのポイント6つ
しっかり対策をすることで、ツナをお弁当に入れても腐るのを防ぐことができますよ。
ツナを安全に使うためのポイントをご紹介しますね。
ツナ缶を開封したら、できるだけ新鮮なうちに調理して使用しましょう。
ツナ缶は未開封の状態であれば長期保存が可能ですが、開封後は冷蔵庫で保存し、1~2日以内に使い切りましょう。
開封後のツナ缶の保存方法は後で紹介するね♪
ツナをお弁当に使う際は、十分に火を通すことで細菌を減らし、安全性を高めることができます。
しっかり加熱することで食中毒予防になりますよ。
マヨネーズや酢などの酸性調味料を加えることで、防腐効果が期待できます。
おにぎりの具材の定番であるツナマヨは、実はお弁当に適しているのです。
マヨネーズ自体には塩や酢が含まれているため、防腐効果がありますが、さらに酢やレモン汁を加えることで酸性度を高め、防腐効果を強化できます。
あとで腐りにくいツナマヨレシピを紹介するね♪
お弁当の持ち運びに保冷剤を入れることで、温度の上昇を防ぎ、細菌の増殖を抑えます。
特に夏場は必須と言えるでしょう。
調理器具やお弁当箱は常に清潔に保ちましょう。
細菌の繁殖を防ぐため、使用前には必ず洗浄・消毒することが大切です。
お弁当は、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
長時間放置すると細菌が繁殖しやすくなります。
昼食までの時間が長い場合は、保冷剤を追加したり、冷蔵保存できる場所があるなら活用しましょう。
開封後のツナは正しく保存しよう
ツナ缶は保存性が高く、常温でも長期間保存できますが、一度開封すると品質が急激に低下します。
お弁当に使う場合は、ツナを開封後すぐに調理することで、腐るのを防ぐことができますよ。
開封後のツナは細菌が増殖しやすいです。
そのため、ツナ缶を開封し、残ったツナは正しい方法で保存しておくことで、その後も安全に使うことができますよ。
開封後のツナの正しい保存方法
開封後のツナは、冷蔵保存または冷凍保存しましょう。
開封後のツナを常温保存すると腐敗してしまい、食中毒のリスクが高くなるのでおすすめできません。
ツナ缶は、高温で加熱殺菌処理を行い、缶内を真空状態にすることで長期保存が可能になっています。
しかし、一度開封すると缶内は無菌状態ではなくなり、外気や微生物の影響で酸化や腐敗が進みます。
ツナ缶は、たんぱく質や脂質が豊富に含まれていて、これらの栄養素は腐敗しやすい性質を持っているよ
また、ツナの油は空気に触れると酸化しやすいため、酸味や苦味が発生しやすくなります。
これらの理由から、開封後のツナは冷蔵保存または冷凍保存するようにしましょう。
開封したツナは、すぐに冷蔵庫に移し替えて保存してください。
缶のままではなく、清潔な保存容器に移し替え、蓋をしっかりと閉めて保存しましょう。
開封後は空気に触れて缶内面が酸化するため、缶のままは保存に適しません。
保存容器は、密閉できる容器を使おう!
ラップのみだと乾燥してしまうので、蓋付きの容器が良いよ♪
オイル漬けの場合は、油ごと保存するのがおすすめです。油が乾燥と酸化を防ぎます。
また、移し替えたツナにラップを密着させて被せると、より効果的です。
冷蔵保存した場合の賞味期限は、2~4日程度です。
ツナの開封後、すぐに使い切れない場合は、冷凍保存も可能です。
保存容器に移し替えて、冷凍庫で保存しましょう。
オイル漬けの場合は、油ごと冷凍できます。
冷凍保存した場合の賞味期限は、2週間~1ヶ月程度です。
冷凍したツナは、冷蔵庫に移してゆっくり解凍するのがおすすめ!
急ぎの場合は、電子レンジで解凍することもできますが、解凍ムラができやすいため、様子を見ながら解凍してくださいね。
ツナを使ったお弁当のおかず簡単レシピ3選
ツナを使ったお弁当のおかずをご紹介します。
腐りにくいツナマヨの作り方は必見ですよ!
どのレシピも簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね♪
腐りにくいツナマヨの作り方
作り方
1.ツナ缶を開けて油や水を切る
2.ツナを軽く炒めて火を通す
3.冷ましたツナに新鮮なマヨネーズを混ぜ、酢やレモン汁を少量加える
酢やレモン汁を加えることがポイント!
より傷みにくくなるよ
ツナとコーンの卵焼き
- 卵 2個
- ツナ缶 1缶
- コーン 大さじ2
- A だし汁 大さじ1
- A みりん 大さじ1
- A 醤油 小さじ1
- サラダ油 適量
作り方
1. 卵をボウルに割りほぐし、Aを加えてよく混ぜる
2. ツナ缶とコーンを加えてさらに混ぜる
3. フライパンにサラダ油を熱し、1を流し入れる
4. 弱火でじっくりと焼き、半熟状になったら端からくるくると巻き上げる
5. 食べやすい大きさに切り、粗熱が取れたら完成!
チーズやベーコンを加えるのもおすすめ♪
ツナと野菜のナムル
- きゅうり 1本
- もやし 1袋
- 人参 1/2本
- ツナ缶 1缶
- A ごま油 大さじ1
- A 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- A 醤油 小さじ1/2
- 白ごま 適量
作り方
1. きゅうり、人参は細切りにする
2. もやしは熱湯でさっと茹でて水気を絞る
3. ボウルにきゅうり、人参、もやし、ツナ缶、Aを入れてよく混ぜる
4. 白ごまを散らして完成!
きゅうりは塩もみして水気を絞ってから入れるのもおすすめ♪
人参の固さが気になれば、レンジで加熱してもOK!
ラー油を加えると、ピリ辛になって大人向けのおかずになりますよ。
まとめ
- ツナをそのままお弁当に入れると腐る危険性があるが、加熱調理などの工夫をすればお弁当に入れても大丈夫
- ツナが腐りやすくなる条件は「高温多湿な環境」「長時間の保存」「不適切な保存方法」「菌の増殖」
- ツナが腐っていないか見ためや臭い、味によく注意しよう
- ツナを安全に使うポイントは「新鮮なツナを使用する」「十分に火を通す」「酸性調味料を活用すること」などがある
- 開封後のツナは、常温保存せず、冷蔵保存か冷凍保存しよう
- ツナを使ったお弁当のおかずは、腐らない工夫をしたツナマヨや卵焼き、ナムルがおすすめ
ツナをお弁当に入れると腐るリスクはありますが、適切な対策を講じることでそのリスクを最小限に抑えることができます。
新鮮なツナを使い、十分に火を通し、保冷剤を使用するなどの工夫をすることで、安全に美味しいツナのお弁当を楽しむことができますよ。
ツナは子供にも人気な食材なので、ぜひお弁当作りに活用してくださいね♪
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