キャンディチーズは見た目もかわいいので、お弁当にそのまま入れたくなりますが、「お弁当に入れて大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
キャンディチーズは、お弁当にそのまま入れても大丈夫ですが、保冷対策が必須です。
チーズは乳製品なので、温度管理が悪いと食中毒のリスクが高まります。
この記事では、キャンディチーズをお弁当に入れる際のポイントついて詳しく解説します。
「夏場は入れても大丈夫?」「冷凍して入れてもいいかな?」という疑問についてもリサーチしたので、ぜひ最後までご覧ください!
キャンディチーズはお弁当にそのまま入れても大丈夫?
キャンディチーズをお弁当にそのまま入れたいなら、保冷対策をしっかりすると安心して持って行くことができます。
チーズは冷蔵保存が基本なため、常温で放置すると、カビの発生や品質劣化、食中毒の原因となる可能性があります。
特にナチュラルチーズ製のキャンディチーズは傷みやすいため、お弁当に入れるときは「プロセスチーズ」のものを選びましょう。

プロセスチーズはナチュラルチーズより傷みにくいよ
私はお弁当にキャンディチーズを入れることがありますが、プロセスチーズのもを選んで保冷対策をして持って行くようにしています。
キャンディチーズの安全な持って行き方
キャンディチーズをお弁当にそのまま入れるとき、安全に持っていく方法をいくつかご紹介します。
キャンディーチーズは、個包装のまま入れれば雑菌の繁殖を防ぎやすいです。
お弁当に入れるときには開封せず、食べる直前に開けましょう。
小型のものでも良いので、お弁当箱の上下やチーズの近くなどに入れましょう。
お弁当箱を保冷バッグに入れると、さらに保冷効果を高めますよ。
お弁当を作る際は、手をしっかりと洗い、清潔な状態でチーズを扱いましょう。
作ってから食べるまでの時間が短ければ短いほど、菌が繁殖するリスクは低くなるので、持ち運び時間を短くし、できるだけ早めに食べましょう。
梅干しや酢を使ったおかずなど、抗菌作用のある食材を近くに入れるのも、わずかながら効果が期待できます。
気温の高い日や湿度の高い日は特に注意しましょう。これらの条件下では、菌が繁殖しやすくなります。
お弁当が直射日光に当たる場所に長時間置かれないように注意しましょう。
チーズは腐るとどうなる?
チーズが腐ると、カビが発生したり、変色や異臭、酸味や苦味など変化が現れます。
これらの兆候が見られた場合は、食べるのを避けましょう。
- 青、緑、黒、ピンクなど、通常とは異なる色のカビが生えることがあります。
- チーズの色が通常と異なり、茶色や黒っぽく変色することがあります
- 長期間保存されたり、適切に保存されていなかったりすると、表面が硬く乾燥したり、ひび割れたりすることがあります。
- 表面に粘り気のある液体が出てきたり、ベタベタしたりすることがあります。
- 本来の形状を保てず、ドロドロに溶け出したりすることがあります。
- チーズ本来の香りとは異なる、酸っぱい臭い、アンモニア臭、カビ臭、腐敗臭などがすることがあります。特にアンモニア臭は腐敗が進んでいるサインです。
- 元々独特の臭いがあるチーズでも、通常よりも明らかに強い臭いがする場合は注意が必要です。
- 通常よりも酸味や苦味が強く感じられることがあります。舌がピリピリするような刺激を感じる場合もあります。
- 本来の味とは異なる、不快な味がすることがあります。

賞味期限もチェックしてね!
お弁当に入れるならプロセスチーズがおすすめ
お弁当に入れるなら、プロセスチーズのキャンディチーズがおすすめです。
プロセスチーズで作られたキャンディチーズの方が、ナチュラルチーズで作られたものに比べて傷みにくいと言われています。
プロセスチーズが傷みにくい理由を解説しますね。
製造工程
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化剤などを加えて再成形したものです。
この加熱処理によって、ナチュラルチーズに含まれる酵素や微生物の活動が抑えられ、保存性が高まります。
水分量
一般的に、プロセスチーズはナチュラルチーズに比べて水分量が少ない傾向があります。
水分は微生物の繁殖に不可欠なため、水分量が少ないほど傷みにくくなります。
均一性
プロセスチーズは製造過程で均一化されるため、品質が安定しており、部分的に傷みやすいといったことが起こりにくいと考えられます。
ナチュラルチーズは加熱処理をしていないため、プロセスチーズよりも傷みやすいので、お弁当に入れるならプロセスチーズ製のキャンディチーズにしましょう!
キャンディチーズは夏にお弁当に入れても大丈夫?
夏場や気温の高い時期に、キャンディチーズをお弁当にそのまま入れるのは、食中毒のリスクが高まるため避けた方が安心です。
また、時間が経つと風味が落ちたり、溶けたり、油分が分離したりする可能性があります。
夏のチーズが、食中毒のリスクが高いのは、以下のような理由のためです。
高温多湿な環境
夏場は気温と湿度が高く、お弁当が常温に置かれる時間が長くなると、細菌が非常に繁殖しやすい環境になります。
チーズの成分
チーズはたんぱく質や脂肪分を豊富に含んでおり、これらは細菌の栄養源となりやすいため、菌が増殖するのに適した食品と言えます。
非加熱食品
一般的に、お弁当に入れるチーズは加熱せずにそのまま食べることが多いため、もし細菌が繁殖していても殺菌されずに体内に摂取される可能性があります。
キャンディチーズは冷凍してお弁当に入れられる?
キャンディチーズを冷凍してそのままお弁当に入れると、食感や風味が悪くなる可能性が高いため、あまりおすすめできません。
冷凍したキャンディチーズがお弁当におすすめでない理由はこちらです。
食感の劣化
キャンディチーズは、冷凍・解凍すると組織が変化し、パサついたり、もろくなったり、ゴムのような食感になることがあります。
これは、チーズに含まれる水分が凍ることで構造が壊れるためです。
風味の変化
風味が若干損なわれる可能性もあります。
そのまま食べるには不向き
解凍したキャンディチーズは、そのまま美味しく食べるには食感が悪くなっていることが多いです。

キャンディチーズは冷凍できるけど、加熱調理向きだよ
キャンディチーズを冷凍してもそれほど食感が気にならないという方もいらっしゃいますので、冷凍して持って行きたいなら、試してみるのも良いかもしれません。
まとめ
- キャンディチーズをお弁当にそのまま入れるなら、保冷対策が必須
- キャンディチーズをお弁当に入れるときは、個包装のまま入れ、保冷剤を活用しよう
- チーズが腐ると、カビが発生したり、変色や異臭、酸味や苦味など変化が現れるので、そのときは食べるのを控えよう
- お弁当に入れるなら、ナチュラルチーズより傷みにくいプロセスチーズ製のキャンディチーズがおすすめ
- 夏場にキャンディチーズをお弁当にそのまま入れるのは、食中毒のリスクが高まるため避けた方が安心
- キャンディチーズを冷凍してそのままお弁当に入れると、食感や風味が悪くなる可能性が高いため、おすすめはしない
キャンディチーズをお弁当に入れるときは、食中毒予防のため保冷対策をして持って行きましょう。
キャンディチーズは、手軽にたんぱく質やカルシウムを補給できるので、お弁当の一品として持って行けたら嬉しいですよね。
ぜひ、この記事を参考に試してみてください♪
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