スープジャーにおかゆを入れて持って行こうと思うんだけど、おかゆが腐ることってあるの?
スープジャーに入れたおかゆは腐りやすいので要注意ですよ。
スープジャーは保温機能があって便利ですよね。特に寒い時期は温かいお弁当が食べられるので重宝します。
ただ、おかゆを入れる際は腐る危険性があるということを知っておきましょう。
腐ったおかゆを食べるとお腹を壊してしまう可能性があるので、やめておきましょうね。
この記事では、おかゆを腐らせないためのポイントもご紹介します。
美味しくて安心安全なおかゆにしましょうね。
スープジャーのおかゆは腐る?
スープジャーに入れたおかゆは腐りやすいので注意が必要です。
スープジャーは温かいまま保温できて、お弁当に大活躍しますよね。
おかゆを持って行きたい時、朝おかゆを作ってスープジャーに入れれば、お昼まで温かくて便利なんじゃない?
しかし、通常のご飯と違い、おかゆは腐りやすいのです。
冷蔵保存や冷凍保存なら日持ちもするのですが、常温保存は向きません。
常温保存・・・涼しい時期ならその日、夏場は作ってすぐに食べる方がベスト
冷蔵保存・・・約2日
冷凍保存・・・約2~3週間
おかゆが腐る5つの要因
スープジャーのおかゆが腐るかどうかは、以下の5つの要因によって決まります。
雑菌は温度が10~60度の間で繁殖し、37度が最も繁殖すると言われています。
スープジャーの中が長時間この温度帯に保たれると、おかゆが腐る可能性が高くなります。
スープジャーに入れたおかゆは、時間が経つほど腐りやすくなります。
特に、夏場は気温が高いため、早々に腐ってしまいます。
水分が多いほど、雑菌が繁殖しやすくなります。
通常のご飯よりおかゆの方が腐りやすいと言われるのはこのためです。
おかゆを作る際は、水分の量を控えめにするのがおすすめです。
おかゆに元々付着している菌数が多いほど、腐敗しやすくなります。
調理器具や手を清潔に保つことが重要ですよ。
酸性度の高い食品は腐敗しにくいです。
おかゆに梅干しなどを加えると、腐敗を防ぐ効果がありますよ。
スープジャーのおかゆを腐らせないためのポイント
スープジャーのおかゆを腐らせないために、5つのポイントをご紹介します。
気を付けるだけで、おかゆを腐らせる危険性をグッと減らすことができますよ。
おかゆを十分に加熱することで、菌数を減らすことができます。
85~90度で90秒加熱すると、ノロウイルスの菌は死滅すると言われているよ
スープジャーに入れたおかゆは、できるだけ早く食べるようにしましょう。
スープジャーの保温効力は大体6時間までとされています。
それ以上の時間が過ぎると、保温力が下がり食中毒になる可能性が高まり危険です。
温度を高く保つと菌の繁殖を防ぐことができます。
スープジャーの温度を高く保つ場合は、料理を熱々の状態で入れるようにしましょう。
スープジャーを予熱してから入れると、さらに保温力が高くなります。
予熱方法は、スープジャーに熱湯を入れて1分程置いておくだけ!
スープジャーや調理器具、調理時の手を清潔に保ちましょう。
スープジャーはよく洗って、しっかり乾燥させておきましょうね。
冷たいおかゆにするのもあり
おかゆが腐りにくくなる方法として、冷たいおかゆを入れるというのもおすすめです。
雑菌の繁殖を防ぐためにスープジャーを10度以下に保つことで、おかゆが腐りにくくなります。
おかゆを作って粗熱を取った後、冷蔵庫で冷やす
前日におかゆを作って、冷蔵庫で冷やしておくのもおすすめ!
・氷水を入れてふたをしておく
・ふたを外してラップをかけ冷蔵庫に入れる
冷やしたスープジャーに、冷たいおかゆを入れたら完成です。
冷たいおかゆもさらっと食べれて美味しいですよ。
夏場は特に、腐ることを防ぐためにもおすすめです。その際は保冷剤と保冷バックも使いましょう。
おかゆが腐っているかどうかの見分け方
スープジャーのおかゆが腐っているかどうかは「臭い」「味」「色」「粘度」で見分けることができます。
おかゆを食べる前に、以下のようになっていないか確認するようにしましょう。
- 臭い・・・ 酸っぱい臭いや腐敗臭がする
- 味・・・ 酸っぱい味や苦い味をする
- 色・・・変色している
- 粘度・・・ドロドロしている
これらのいずれかに該当する場合は、お腹を壊す可能性がありますので、おかゆを食べるのは控えましょうね。
スープジャーで生米からおかゆを作る方法
スープジャーを使って、生米からおかゆを作る方法もあるので、ご紹介しますね。
おかゆは炊飯器を使わず、生米からでも簡単に作ることができますよ。
スープジャーでおかゆが作れる方法があったんだね!
ここでは、基本的な作り方と、アレンジレシピをご紹介します。
スープジャーでおかゆが作れる!基本の作り方
スープジャーを使ったおかゆの基本的な作り方はこちらです。
材料
- 生米 50g
- 水 200ml
- 塩 少
作り方
- 米を研いで水気を切る
- スープジャーに米と水を入れて軽く混ぜ、3分ほど予熱する
- 蓋をして、4~5時間保温する
- 保温が終わったら、塩で味を調える
スープジャーを使えば、生米からでも簡単に温かいおかゆを作ることができますよ。
4~5時間後には出来上がるので、朝仕込めばお昼ご飯時がグッドタイミングですね♪
米の種類や水の量によって、炊き上がりの硬さが変わるので、様子を見ながら調整してください。
より柔らかいおかゆに仕上げたい場合は、水加減を少し多めにすると良いですよ。
顆粒だしや鶏ガラスープの素を加えると、風味豊かなおかゆになるよ♪
おかゆのアレンジレシピ3選
おかゆはアレンジをすることで、バリエーションが広がりますよ。
スープジャーを使ったおかゆのアレンジレシピを3つご紹介しますね。
干し貝柱、鶏ガラスープの素、生姜などを加えて作ります。
雑穀米を白米と合わせて炊きます。
おかゆにチーズやパセリなどを加えて、リゾット風に仕上げます。
ぜひ、色々なアレンジレシピを試してみてね♪
まとめ
- スープジャーのおかゆは腐る危険性があるため注意しよう
- おかゆが腐る要因は「温度」「時間」「水分量」「菌数」「酸性度」
- おかゆを腐らせないためのポイントは「しっかり加熱」「早めに食べる」「温度を高く保つ」「涼しい場所に置く」「清潔を保つ」
- 冷たいおかゆにすることで、腐りにくくなる方法もある
- スープジャーのおかゆが腐っているかどうかは「臭い」「味」「色」「粘度」で見分けることができる
- スープジャーで生米からおかゆを作る方法もある。アレンジも可能
スープジャーのおかゆは、適切な対策を講じることで腐ることから防ぐことができます。
せっかく作ったおかゆが、お昼にスープジャーを開けてみたら腐っていとなったらショックですよね。
私もスープジャーでおかゆを持って行きたいと思っていたので、気を付けたいと思います。
ご紹介した対策ポイントを参考に、安全に美味しいおかゆを楽しみましょう♪
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